褒められて伸びるタイプですが、根拠のない褒め言葉は信用しない、ちょっと面倒臭い黒田です。
(上手い褒めを求めています(笑))
さて、今日は「いつから老後?」というテーマでお話しします。
「老後に漠然とした不安がある。。。」という相談をよく受けます。
僕自身もかつて同じように感じていました。
ただ、今の時代はこの「いつから老後なのか?」は非常に重要なテーマになっています。
昔は「60歳が定年」でしたので、60歳以降が一般的な「老後」だったのでしょう。
ですが、いまは定年も65歳、70歳と伸びていく傾向にあり、それに伴って年金がもらえる年も65歳、70歳と伸びてます。
このように「老後」の年齢が変わりつつあるわけです。
僕にとっての「老後」は「仕事で生活費を稼げなくなったら」だと思っています。
「老後」は「老いた後の生活」で、「老いる」とは「働けなくなった」という考えです。
つまり「働けなくなった後の生活」が「老後」というふうに捉えています。
ですから、「人によって老後の年齢は違う」というのが僕の考えです。
そして、「老後」になってから、お金の対策を始めても残念ながら間に合わないと思います。
たまに、「〇〇歳からでもできる資産運用!」みたいな金融商品を見かけますが、売る側のメリットしかない、ろくでもない商品が多いんですね^^;
たしかに、たとえば60歳からでも、「75歳まで働く」と決めているなら、老後まで15年あるので、資産運用はできるでしょう。
もしくは、すでにある程度の貯蓄があり、それを運用するのはありだと思います。
(しっかり、貯蓄できているならお金の対策をしていた、ってことになります)
ですが、そういった相手の条件を聞かないうちから「いつでもできる」みたいな勘違いするような事実を伝えるのは僕は不誠実だと思います。
だって、
「暴飲暴食、タバコもガンガン吸って、乱れきった生活をしていた、あなたでもこれから健康になれますよ!」
こう言っているのと同じですからね^^;
そんなことはあり得ません。
実際に、病院で過去の生活を後悔して手遅れになっている人も山ほどみましたから。。。
ですから、後悔しないためにお金の対策を早く始めたほうが有利、という事実は確実にあります。
そして、できればその対策は「老後」になる前に始めるべきです。
「老後」の前ならできることはありますが、「老後」を迎えた後では、ほぼ何もできないので。。。
ただ、暗くなって欲しいわけではなく逆に「老後の前ならできることはたくさんある」ってことです。
「老後」の前なら、諦める必要はないので、できる限り早くお金の教養を身につけて生活が豊かにしていきましょう^ ^