あなたは投資しなくてもいいですよ?
Pocket

友人とBBQをして全力で川に飛び込んできた前村です。(ゴミの片付けはちゃんとしましょう。毎回悲しい気持ちになります。)

 

さて、今日は「投資はしなくてもいい」というテーマでお話しします。

 

僕はこれまで、400以上の家庭から個別でお金の相談を受けてきました。

 

その中で、家庭によっては「○○さんは無理に投資しなくていいですよ」

 

と、家計の状況を見て伝えます。

 

言われた方は大抵驚きますが...

 

あれだけ投資をしろって言ってたのにと笑

 

一般的には投資をした方が多いのは事実です。

 

ただ、「一般的には」なんですよね。

 

情報発信をする場合、大衆に向けてするのが基本です。

 

この大衆とは、多くの人が位置付けされる一般的と言われる人。

 

発信者からすると、多くの人に見られた方が都合がいいですからね。

 

そして、投資のきっかけを聞くと多くの方が口を揃えていうのは老後の生活が不安。

 

この理由が多いです。

 

そう思うきっかけを聞くと、「麻生さんの2000万円問題が」と語る方が90%

 

そこから知識をつけて、「2000万円じゃ足りないぞ?」と気づき相談に来る方が10%です。

 

おそらく、あなたが投資に興味を持ち始めたきっかけも同じではないですか?

 

違うよ!という人は

 

「周りがやり始めたから」

 

「NISAの情報を見るから、やった方がいいと思って」

 

「貯金で置いてても増えないから」

 

この辺りの理由になることが多いです。

 

これも大元を辿ると、麻生さんの2000万円問題に辿り着くし、周りの意見を参考にした「一般論」で考えてます。

 

しかし、多くの人が動くきっかけになった老後2000万円問題は、あてになりません。

 

あの内容は「家計調査年報」という国民アンケートから作られたもの。

 

それっぽい内容ですが、普通に考えてこんなアンケート参考になりません。

 

だって、あなたとあなたのお隣の人の生活費は一緒ですか?

 

あなたの兄弟や、友人はあなたと変わらない生活費ですか?

 

そんなわけありませんよね。

 

これだけ身近な人でも違うのに、国が行ったアンケートがあなたに適するわけがないんです。

 

行動をするきっかけとして「一般的に」というのはいいかもしれません。

 

ですが、いざ動くときにも「一般的に」を参考にすると、あなたのゴールは思いがけないところになってしまいます。

 

だからこそ、僕たちは個別で相談を行うし、あなたに合わせた計算を実施する必要がある。

 

その結果として、投資をしてもしなくてもいい人がわかるということなんです。

 

人は行動するときに「大衆の意見が正しい」という一般論を選択します。

 

これは行動経済学にあるバンドワゴン効果というもので、人間に備わった機能なので仕方ありません。

 

しかし、大衆の選択するものは個別で見ると間違っている可能性がある。

 

現に、終身雇用を信じて働き抜き、年金で暮らせると思った人が老後の生活で苦しんでいますから。

 

あなたの10年後がそのような結果にならないためにも、行動のきっかけは一般的でも。

 

いざ行動をするときには、自分に合わせた動きが取れるようにしましょうね。

 

〇〇すれば大丈夫というものは、ほとんどが幻想なので。

 

しっかりと、自分に合った方法が選択できるように、情報を集めることを意識してみてください。

 

 

 

Pocket

貯金や保険よりも堅実に資産を増やす方法