「継続は力なり」継続力を身につけて究極の目標を達成しよう!
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「継続は力なり」という言葉は、あなたも一度は聴いたことのある言葉ではないでしょうか。また今まで生きてきた経験の中で、「継続は力なり」の重要性を実感している人もたくさんいるかと思います。

 

今回は、「継続は力なり」というけれど、「本当に継続することはいいことなのか」「何を継続していけばいいのか」「継続力を強くするためのステップ」などについて紹介していきたいと思います。

 

「継続は力なり」という言葉の意味・由来

「継続は力なり」という言葉の意味は、「どんなことでも継続していくことが、成功の重要な要因である」ということです。確かに、継続していくことで上達したり、身に付けられることってたくさんありますよね。仕事やスポーツなんかを想像していただければ、当てはまることがあると思います。

 

「継続は力なり」の由来は、諸説あるようですが、宗教家の著書の中の住岡夜晃(すみおか やきょう)氏が「讃嘆の詩」にて謳っているようです。

 

(出展:讃嘆の詩〈上巻〉若人よ一道にあれ樹心社 より)

二、青年よ強くなれ牛のごとく、象のごとく、

  強くなれ真に強いとは、一道を生きぬくことである。

  

  性格の弱さ悲しむなかれ、性格の強さ必ずしも誇るに足らず、

  念願は人格を決定す 『継続は力なり』

  

  真の強さは正しい念願を貫くにある。

  怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである。

  

  悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である。

  青年よ強くなれ 大きくなれ

 

継続することによって成果がでる人・でない人

もともと生まれ持った才能がある人がいます。何をやってもすぐに要領を掴んでパパっとこなしてしまう人。しかし残念なことに、こういうタイプの人はどちらかといえば器用貧乏な傾向があります。

 

分かりやすい例として、部活動を想像してみてください。

部員のみんなは同じ時間、同じ空間で同じ内容の練習を行います。なのにどんどん時間が経つにつれ、技術に差がでてくることがありますよね。この原因はなんでしょうか。

 

この場合、「どれだけ部活に情熱を注げているか」「どれだけ部活が楽しい!大好き!と思えているか」ではないでしょうか。

 

好きじゃないと、継続するのってなかなか難しいです。嫌々やっていては、いくら継続したとしても一定のレベルで止まってしまいます。

恐らく情熱を注いでいる人は、部活の時間外でも技術の向上に関して誰も見ていないところで努力していることでしょう。

 

一方で、一定のレベルで満足できる人なら、自分にとって不向きなことでも継続によって、目標レベルに到達することができます。

 

つまり、自分の目標設定・レベル設定が明確になっていればいるほど、「継続は力なり」を実感することができるのかもしれません。

 

高いレベルを目標にしている場合は、何十年の継続時間が必要になるかもしれません。また、誰にも負けない情熱が必要です。

 

自分の価値観によって誰でも、「継続は力なり」を実感することができるのです。

 

継続すべきこと・しなくてもいいことを選択する

継続すべきこと・しなくてもいいことを取捨選択することは、とても大切なことです。一度始めたことは、結果がでるまで継続しやり遂げるといった精神はとても重要ですが、その継続する事柄は、あなたの人生においての目標達成に繋がるものですか?本当に必要なことでしょうか?

 

取捨選択するためには、まず、自分の人生においての究極的な目標が何かを明確にする必要があります。究極目標を達成するために、その下に位置する中間的な目標は何にするべきか、そして中間的目標でも本当にこれは必要なのかどうかを、随時見直すことが重要です。これを怠ってしまうと、人生最高の究極目標へ道のりが遠回りしてしまいます。また、全く違う路線へいってしまう可能性も考えられます。

 

あなたの究極目標はなんでしょうか?その目標のためにいま継続して行っていることは、本当に継続していく必要があるのでしょうか。ぜひ今一度考える機会を作ってみてください。

 

何を継続していくべきなのか

では、いったい何を継続していくべきなのか。自分の人生においての究極目標っていったいなんなのか。あなたは考えたことはありますか?また、明確になっていますか?

 

これを明確にするのは実に難しいことだと思います。ですが、純粋に自分自身にとって「本当に興味のあるもの」「時間を忘れてしまうほど熱中できるもの」「情熱を注げるもの」は何なのか、から考えてみてはどうでしょうか。

 

今までの経験や体験してきたこと、またはずっとやってみたかったことでもいいと思います。思い浮かぶものはありますか?一つでも思い浮かんだのなら、すぐその事柄に取り組んでみましょう。

 

挫折や失敗はつきものです。やってみて、これはちょっと違うと感じたら、また別の情熱を注げることに取り組めばいいだけです。この場合は、なるべく早く気持ちを切り替えるということも大切です。

 

一方、自分にとって叶えたい目標や、一瞬でも熱中できたことって、簡単に諦めたりはしないですよね?それを実感できたならば、あとは継続するのみです。

 

継続という努力

人は新しいことを始めても、残念ながら長続きしないことが多いです。しかし、本当の継続力を理解している人は、一日にどれだけ努力するかよりも、来る日も来る日も同じことを継続していくことの大切さが分かっているのではないでしょうか。

「才能と努力は別物だ」ときちんと理解することが大切なようです。

 

俳優のウィル・スミスもこんなことを言っています。

一流になりたい、自分には夢がある、成し遂げたいことがある、なんて言っている人に限って、才能とスキルの違いについて理解していない。

たしかに、才能は生まれつきのものだ。だが、スキルはひたすら何百時間も何千時間もかけて身につけるしかない。

 

「継続する」という努力はとてつもない力を発揮することが分かります。

 

継続力を強くする4つのステップ

GRIT~やり抜く力~(アンジェラ・ダックワース著)より、継続力を強くする方法が説明されていたので、本文を参考に私なりに分かりやすくまとめたいと思います。

 

ステップ1【興味】

・自分のやっていることに対して心から楽しんでいるからこそ「情熱」が生まれる。

・継続力のある人は自分の継続している事柄に対して、あまり楽しいとは思えない部分をはっきりと認識している。

・多くの人は楽しいと思えないことも少なからず我慢している。

・とはいえ、トータル的には自分の目標に向かって努力することに喜びや意義をしっかり感じている。

・だからこそ、「興味」と好奇心を持って自分の継続している事柄を楽しんでいる。

 

ステップ2【練習】

・粘り強さの表れとして「昨日よりも上達するように」と努力を怠らない。

・だからこそ一つの分野に対してわき目もふらず打ち込む。

・自分のスキルを上回る目標を設定してはクリアする「練習」に励む必要性を理解する。

・自分の弱点をはっきり認識し、克服するための努力を繰り返し継続しなければならないことを理解する。

・「継続力」が強いということは慢心しないことと理解する。

 

ステップ3【目的】

・自分の継続している事柄は重要だと確信してこそ「情熱」が実を結ぶ。

・目的意識を感じないものに、興味を一生持ち続けるのは難しい。

・だから自分の継続している事柄は個人的に面白いだけでなく、他人にも役立つと思えることが絶対に必要と理解する。

・自分の継続している事柄は個人的にも世の中的にも重要である。

 

ステップ4【希望】

・希望は困難に立ち向かうための「粘り強さ」である。

・希望は「継続力」の最終段階だけでなく、あらゆる段階に欠かせないもの。

・最初の一歩を踏み出す時からやり遂げる時まで、困難にぶつかり不安になってもひたすら自分の道を歩み続ける姿勢は計り知れないほど重要である。

・挫折によって打ちのめされたままでは「継続力」も失われてしまうが、立ち上がれば「継続力」を発揮することができる。

 

まとめ

・継続することによって成果がでる人は、その事柄に対して「情熱」や「楽しいさ」といったように、ポジティブに向き合えているということ。

・継続すべきものを選ぶ基準は、自分の人生の究極目標に繋がるものかどうか。

・自分にとって「本当に興味のあるもの」「時間を忘れてしまうほど熱中できるもの」「情熱を注げるもの」を継続するとよい。

・継続という努力とは、一日にどれだけ努力するかよりも、来る日も来る日も同じことを継続していくこと。

・継続力を強くするステップは、①興味⇒②練習⇒③目的⇒④希望

 

いかがだったでしょうか。「継続」することは大切ですが、その継続する事柄が自分の人生の究極目標に繋がることなのかどうかが重要です。

 

この内容があなたにとって何かのきっかけになれば幸いです!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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