「オルカンとは?」続編
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YouTubeの撮影をしてきた前村です。(来月公開予定なのでよかったら見てください)

 

さて、今日は月曜日にお送りした「オルカンとは?」の続編になります。

 

先日のメルマガで、オルカンとアメリカ株積立の違いをお話ししました。

 

一つ目の違いが福袋か個別かということ。

 

オルカンは、いわゆる投資信託という商品になります。

 

これは複数の会社をまとめたセット商品で、イメージは福袋に近いです。

 

一方で、アメリカ株積立は福袋の中身にあるAppleなどの大手企業を個別で選ぶという内容でした。

 

 

個別にすることで、福袋の中身にある、足を引っ張るいらない企業を買わなくて良くなります。

 

 

その結果、リターンは高くなる。

 

こうした違いを含めて、どちらがいいのかは好みで選ぶとよいでしょうとお話ししました。

 

そしてもう一つ、前回話しきれなかった大きな違いがあります。

 

それが『分配金』か『配当』です。

 

混同されがちなこの2つですが、中身を見てみると違いがはっきりとあります。

 

なので、今日はその違いについてお話ししていきますね。

 

あなたは株式投資をすると配当や株主優待がもらえると聞いたことはありませんか?

 

本来、企業にお金を預けると、そのお礼として受け取れるのが配当です。

 

これはアメリカ株積立のように、直接企業に投資をすることで受け取れます。

 

配当と聞くとイメージがしづらいですが、仕組みは銀行の利息と一緒。

 

銀行に預けた預金は、住宅ローンなど銀行の売上に繋がるものに利用されます。

 

その売上の一部が利息としてあなたに還元される。

 

これがAppleに預けるとiPhoneを製造、販売するのに利用され、そこで売り上げた金額の一部が配当という名前で還元される。

 

こうして考えると身近に感じますよね。

 

特にアメリカは、日頃の生活からチップが当たり前の国です。

 

なので、日本よりも投資をしてくれた株主へ還元しようという思いも強く。

 

その結果、配当の還元率も平均すると2%ほどあります。

 

こうした配当を受け取れるのが、アメリカ株積立の特徴です。

 

では、投資信託で貰える分配金とは何か?

 

これも配当と似てるようで、実は少し違いがあります。

 

配当は投資をした企業から直接貰えるものでした。

 

一方で分配金は企業からではなく、投資信託を作る運用会社が運用成績に応じて支払ってくれます。

 

投資信託は複数の企業を集めている分、配当の入り方も複雑なため管理が難しいんです。

 

例えば、いちご1パックを農家さんから買って、練乳をもらうのが配当だったとしましょう。

 

一方で投資信託はフルーツバスケットを買うようなイメージです。

 

この時、フルーツバスケットに入っているいちごに対して農家さんは練乳(配当)をあげづらいんですよね。

 

直接買ってくれれば、あげやすいけど他の商品とまとめられると大変なんです。

 

だったらフルーツバスケットはそれに合わせた特典をつけた方が楽だよねとなります。

 

こうした複雑な仕組みから、投資信託で得られる分配金も運用会社が決めているというわけです。

 

それも、運用会社にかかるコストなどの手数料を差し引きした上で。

 

本来得られるはずの配当が、セット商品になることでなくなってしまう。

 

これが、投資信託とアメリカ株積立の大きな違いになります。

 

マネーアカデミーとしては、アメリカ企業から出る2%の配当がなくなるのは勿体無い。

 

そう考えてアメリカ株積立をおすすめしています。

 

貰えるものは、ちゃんと貰いたい。

 

当たり前のことですよね。

 

知識の差で、受け取れる恩恵は大きく変わります。

 

あなたはここまでの内容を踏まえて、どんな投資をしたいと思いましたか?

 

楽をするのもよし。

 

知識をつけて、貰えるものをちゃんと貰うのもよし。

 

あなたの好みによって、資産運用の選択肢を持てるようになりましょうね。

 

 

 

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