一度ハマったら飽きるまでずっと同じ曲を聴く前村です。(音楽の力はすごいですよね。)
さて、今日は「独身貴族」というテーマでお話しします。
あなたは「独身貴族」という言葉をご存知ですか?
これは結婚をせず、独身生活を存分に楽しんでる人に向けて使われる言葉らしいです。
旅行を楽しんだり、ゲームを楽しんだり1人で自由に色々できるのはいいよねって感じですかね。
恐らくこれを言い始めた人は、独身ではなく結婚してる人でしょう。
結婚してお金の使い方が変わり、好きなように使えなくなった。
自由に使える独身が羨ましい。
あー自分も好きなように使いたい!
という、結婚した方のお金の使い方による不満から来る言葉なのかなと僕は考えています。
僕は正直、この言葉に違和感があるんですよね。
というのも、結婚してからも好きにお金使えばいいじゃん!
と思うからです。
確かに結婚してお金の使い所に変化はあるかもしれません。
子供のために使うものが増えたり、家族のために使うものがあったり。
ただ、それを差し引いても、あなた自身が使えるお金はまだあるはずですよね。
それなのに満足できない。
独身を羨ましいと思ってしまう。
こうなるのには、原因が2つあるなと。
1つは、あなた自身が満足できるお金の使い方や価値観を知らないこと
もう1つは、それをパートナーと共有できないこと。
この2つです。
ただ、僕が400人以上の話を聞いて感じるのは、結婚生活をしている人の悩みとして多いのは後者かなと。
僕の身内にもいましたが、喧嘩の原因や不満が溜まる原因って、お互いのお金の使い方に対して納得できないとかが多いんですよね。
なんでこんなもの買ってきたの?とか
買い物ついでに必要ないものまで買ってくるなよーとか
美容室高すぎない!?とか
お互いが「当たり前」だと思う基準が違うので、それが気になってしまうんですよね。
でも、価値観なんて人それぞれ違います。
例え夫婦であっても、育ってきた環境も違えばお金の使い方も違うはず。
だとしたら、あらかじめ価値観が違うことを理解して、尊重し合える関係性を作った方がお互い楽じゃないですか?
夫婦生活を送ったとしても、家族としての使い方もあれば個人としての使い方もあるはずです。
だとしたら、お互いが個人的に使えるものにおいては、自分がちゃんと楽しめるように使いましょうよ。
そしたら「独身貴族」なんて言葉も生まれないはずですから。
ただ、中には家族のために使うお金が多いので、という人もいます。
しかし、それも「家族のため」と言いながら、お互いが満足できていない使い方は果たして家族のためですか?
もし、本当に家族のためなら、こうした不満は出ないはず。
あなたも、あなたのパートナーも家族なんです。
それなら、まずはあなた自身がちゃんと満たされるような使い方をしてみましょう。
あなたもパートナーも、満たされて初めて「家族のため」なので。
こうしたちょっとした不満にはお金の使い方を見直すきっかけが隠れています。
あなたは今、自分のお金の使い方に満足できていますか?
もし、違ったら「自分の価値観」と「相手の価値観」を見直すところから始めてみてくださいね。
家族になると楽しいこともたくさんあると思うので、一人一人がちゃんと楽しめる使い方を目指していきましょう!
P.S.自分本位すぎる使い方には気をつけましょう。
何でもかんでも好きに使えばいいというわけではないので、最低限の家族の生活ができる範囲は守りましょうね。