-では、自己紹介をお願いします。
私は50代の会社員でIT系の企業に勤めています。
45歳から肩たたきではないですけれどもいわゆるリストラ対象になると実感してきまして。
昨年度うちのグループ会社でもそういう早期退職の方がいらっしゃるので、自分自身も身の危険を感じたというか、会社以外にきちんと生活できるような基盤みたいなのが欲しいなと思って悩んでいる会社員でございます。
-受講前にどんなことに悩んでいましたか?
今の収入っていうのは会社に依存しちゃっているので、会社に依存しない収入が欲しいなと思って。
全部じゃなくてもある程度っていうか、賄えるくらいの収入があればより幸せな生活ができるなって思いました。
-早期退職を実感する前にも不安はありましたか?
そこまでの不安はなかったですが。同じ会社にずっといるとは限らない漠然として不安があったんですけれども。
より身近な自分にとっての出来事が去年(同僚のリストラ)でしたね。
漠然として不安はあったんですけど、より具体化したのが去年です。
-早期退職を促されるのはどうやってですか?
私はなってないですけど、面談されたりとかですね。面談された方々っていうのは観察分ではあったんですけど。
私が2年前に営業の外勤っていうものから総務系の内勤に変わって観察分に移ったっていう時があったんですよ。観察分の対象になるんだってことを意識しました。
-お金の不安とは具体的になんですか?
今の会社を辞めた時に、自分て何が残ろうんだろうって。副収入としてなにができるかなって。
今の生活スタイルとかレベルとかを含めてですけど、それが激変するんじゃないかっていう不安ですね。
-それはどんな時、どんな場所で悩んでいましたか?
ふと時間ができた時とか、寝る前とか、独りになって落ち着いた時に湧き上がってくる感情だったりですかね。
-職場の人とそういう話はしますか?
あまりしないですね。あんまりみんなプライベートなことは突っ込んでこないですね。
正直、僕の年代が多いので同じように不安はあるだろうと推測はするんですけど、それを仕事中に言うかっていうとそこまでは言わないんですよね。
-受講前に取り組んでいたことはありますか?
会計士さんがやっているお金の教養スクールというか勉強会があり、それには参加したことがあるんですね。
お金の使い方っていうのは習ってないよねっていうところからスタートして基礎知識として教わったんですよね。
前回受けた時には、日本円だけでは心もとないと思って海外の口座を作って海外の養老保険をちょっとやってはいるんですけど、それぐらいの取り組みしかなかったですね。
-そのお金のセミナーはどうして参加したんですか?
内観のセミナーで知り合った人なんですけど、実は会計士でお金のセミナーをやってみたいんだけれどもっていうことで応募したかたちです。
また別のところに知り合いの方がいたので、その会計士ではない人とご縁があって養老保険に入りました。
ドル建てで養老保険をして複利運動するっていう、毎月一定の金額を積み立てるっていうものです。それは25年やっています。
ただ僕がやり始めたのが40近かったので満期を迎えるのが70を超えているので多分途中でやめると思うんですけど、もうちょっと早く知っていればなっていう感覚ですね。
初期口座と投資口座の2種類あったんですよ。初期口座は最終の契約まで残さないといけないんですよ、積立の講座は途中でも出せるんですね。日本とは違うんですね。
-貯金はしていましたか?
貯金はですね、してた時もありましたけど貯まってなかったですね。
それもあって天引きじゃないですけど、毎月一定額は貯蓄に回る海外の養老保険に入ったっていうのも理由の一つですね。
-資産運用に対してどういうイメージでしたか?
ー周りでやっている人はいませんでしたか?
会社の中ではワンルームマンションの話はよくきたんですよ。
やってるんだけど紹介するよって。それはちょっと危ないと思って聞いてないんですけど。そういうのは出てますね。
あまり儲かってなさそうな気がするし、話がうますぎると思って僕は手を出してないですね。
-スクールの話を知った時に最初の印象はどう思いましたか?
黒田さんが何をやっているかわからなかったですけど、そういう(資産運用の)セミナーを開始するっていう情報でお誘いをいただいて。
資産運用のトータルの話を聞けるっていうはなしで。
お金の教養の基本から始まって、不動産投資っていうことはこういうことですよとか、株式投資とはこういうことですよとか、他にもいろんな投資があるのでそれをトータルに教えてくれるので。
その時はその得た知識をもとに、自分の知り合いとか友達とかに紹介して広めることもできるっていうことだったので、僕と同じように困っている人がいれば知り得た知識を共有というかお伝えして、ご縁のある方をもっと幸せな生活に向かって欲しいなと思って受講を決めました。
-スクールに参加することに抵抗はなかったですか?
慣れてはないですけど、それなりのお金もかかりますし、その期間拘束されるのもあるので。ちゃんと自分がその講座に出れるかっていうこともありますから、葛藤というか躊躇はありました。
-受講しようと思った決め手はなんですか?
一番危機感を感じたのは、やっぱりリストラですかね。あとずっと会社員でもいられるわけではないので、不労所得があれば余裕を持って次の会社なり、次の行動に移せると思ったんですね。
そのストック分が得られれば一番嬉しいなと思って、受講を決めました。
-受講して良かったことはなんですか?
まず自分の支出の見直しを最初にしたんですよね。
自分の生活スタイルっていうのがいくらぐらいかかっていて成り立つんだろう。
いろいろあったんですけれども、携帯電話の話もそうですし、保険の見直しもそうですし、家賃の値下げ交渉のテクニック、タイミングだったり、そういった具体的な話もためになりましたね。
それまでも(生活スタイルを)見直すことはしていたんですけれども、より細かいポイントを教えていただいた。
-もっと早く知りたかったことはありますか?
いろいろありすぎて(笑)
もっと若いうちにこうしておけばなっていうのが積立投資ですね。
いろいろメニューはあると思うんですけど、若いうちから少しでもコツコツやっておけば今になって慌ててしなくても済んだかなって思いますね。
-スクールの知識を持って社会人1年目に戻ってやり直せるとしたら、なにをやり直しますか?
20歳で車を買っちゃったんですね。やっぱり車を買うとローンも駐車場代も税金もくるので、それはちょっともったいなかったかなって。
ただあの時は他に趣味がなかったのでしょうがないんですけど。今の知識を持って戻れるなら、車を買うのはちょっと待てよと自分に言いたいですね。
そのお金を少しでも、半分でも投資に回してレンタカーで我慢しろよと言いたいですね。
あとは積立投資ですかね。
-もし受講しなかったらどうなっていたと思いますか?
ー今は不安は和らぎましたか?
今はましになりましたね。会社にいれるだけいさしてもらって、その時間を有効活用させてもらって、一定のサラリーをもらえるので。
それ以外でより自分に投資をしてお金を稼げる方法だったり、学びだったり、ご縁を繋げたりとそういう時間に使いたいと思っています。
前ほど悲観した将来は無くなりました。
寝ることは大事だと思っていて。ある程度まとまった時間を寝ることによって体も心も健康になるというか、そう思えるようになったんですね。
昔、営業の時代は、寝るのももったいないくらい動き回って、ずっと疲れてたんですけれども。今振り返ると、眠ることも1つのスキルかなって思って。きちんと切り替えて、休息に当てるっていうのも本当にスキルと思っています。
-どんな人が受講した方がいいですか?
お金のことにたいして漠然として不安を持っている人ですね。
将来どうしようかっていう人だったらこの講座を受けることによって、お金の使い方の前に、無駄遣いというか必要ないものをださないことによって、浮いたお金で投資ができるとか。
-どんな人は受講しない方がいいですか?
いないような気もするんですけど。
すでにこんなことは知っているっていう人は必要ないって思いますけど。
あとは、聞いて知っているからって行動にしない人は受けない方がいいんじゃないですかね。
知識だけで満足する人、教わったことを素直に行動しな人、できな人は受けても意味がないのでオススメできないですね。
-お話しする前の黒田のイメージは?
第一位印象はですね、クールで冷たいイメージがあってですね。コストカッターみたいな、ピンって弾いちゃうような面を感じたんですけど。
損得をメリットデメリットで判断するような人にも見えました。
知り合い同士で(黒田さんについて)話してたんですけど、「黒田さんて結婚したら奥さんて「コスト」っていいそうだよね」って(笑)そんなイメージでしたね。
-お話しした後の黒田のイメージは?
今はだいぶ印象が変わったし、その当時から雰囲気も変わったし。かなり付き合いやすいというか、話しやすいっていうか、人間味あふれる優しい人だっなって思ってます。
-最後にこれからお金の教養を学ぼう、スクールを受講しようと思っている方にメッセージをお願いします。
お金の教養講座を迷っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一歩勇気を出して踏み出して行動に移して欲しいと思います。
今のところに悶々として留まっていては全く変わらないので。
まずは一歩踏み出して新しい知識を得て行動してください。新しい世界が始まりますので、そこは期待して楽しんでいきましょう。
-尾関さん、ありがとうございました。
インタビューの後日、尾関さんから過去を思い出し伝えたいメッセージがあった、ということでご連絡をいただきました。そちらの内容を追記します。
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見直して、ひとつ思い出しました。 今の知識を持って20代前半からやり直しできたらと、いうやつです。
新人教育を終えて、職場に赴任すると、職域担当の生命保険のおばさんがやってきて、生命保険の勧誘をするわけですよ。
当時、生命保険なんて知識も無いし、先輩方もみんな入ってるみたいな事を言われ、契約内容も勧められるまま契約してましたね。
それで、2年から3年で今の契約を下取りにして更に大きな契約にしたりて、20代後半の独身で、死亡保険額が5000万円になってました。
将来結婚したときのため、とか、若いときに入ると安い掛け金で入れるとか言われて契約しちゃいましたね。ちなみにその時の死亡保険金受取人は母親です。
今の若い人で、本人は知識がなくてオーバーな契約をしてる事に気が付いて無いかも知らないから、是非お金の教養で、こんな思いをしない様、救って欲しい。
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